勇者が覚えた『才能の見つけ方』─ ゲームのしすぎで怒られた僕が、38年越しに自分の才能に気づいた話
勇者は「才能の本質」を覚えた⚔️
子供の頃、ゲームのしすぎで怒られた。
「そんなにゲームばかりして」と言われるたびに、どこか罪悪感があった。時間を忘れて熱中してしまう自分は、自制心がないダメな人間なんだと思っていた。
38年間、それを「短所」だと思い続けてきた。
でもこの本を読んで、初めて気づいた。
あの「時間を忘れて熱中する」という行動の中に、自分の才能が全部詰まっていたことに。
この本との出会い
人生に絶望していた時期に、この本と出会った。
藁にもすがる思いだった。自分には特別な才能なんてない。お金を稼げるようなスキルもない。そう思い込んでいた自分が、それでもページを開いた。
するとこう書いてあった。
「才能とは、誰にでも必ずある。それは他者より優れていることではない。才能とは、ついやってしまうことだ」
読んだ瞬間、何かがかちっとハマった。
ずっと探していたピースが、そこにあった。
「この本が教えてくれること・自分がやった3ステップ」
この本は才能を見つける方法をいくつか教えてくれる。自分でできるワークから、他人に聞く方法まで。
その中で自分がまずやってみたのは、この3つだ。
① 短所を書き出す ② 「だからこそ」で裏返す ③ 当たり前にできることを書き出す
まず「短所」を書き出してみた
この本は「まず短所から書き出してください」と言う。
正直、短所なら山ほど出てきた。
- 独り言をよく言う
- ゲームに熱中しすぎる
- 熱しやすく冷めやすい
- 行動が遅い
- 一人でいることが好き
書き出しながら、改めて思った。「やっぱり自分はダメだな」と。
でも本にはこう続いていた。
「その短所を『だからこそ』で言い換えてみてください」
「だからこそ」で短所を裏返したら、才能が見えてきた
試しにやってみた。
「独り言をよく言う」 →だからこそ、疑問がたくさん浮かぶ。アイデアが止まらない。思考を深める力がある。
「ゲームに熱中しすぎる」 →だからこそ、好きなことには時間を忘れるほど没頭できる。
「熱しやすく冷めやすい」 →だからこそ、新しいことへの好奇心と行動力がある。
「行動が遅い」 →だからこそ、慎重に丁寧に、確実に進められる。
「一人でいることが好き」 →だからこそ、一人で深く考え抜く力がある。
目の前が開けた気がした。
短所だと思っていたものが、全部才能だった。
「当たり前にできること」を書き出してみた
次に「自分には当たり前すぎてできているけど、言われてみれば誰でもできるわけじゃないこと」を書き出した。書き始めたら、止まらなかった。
この本にはこう書いてある。
「あなたが『これはみんなできるし、大したことない』と思っていることの中に、あなたの本当の才能があるかもしれない」
- 要点をまとめたわかりやすいノートを作る
- 相手の立場に立って噛み砕いて説明する
- 自分よりできない人の面倒を見る
- 地味でつらいことでも自分のペースで続ける
- 学んだことを誰かと共有したくなる
- 一人でじっくりやり込む
- パラメーターを少しずつ積み上げる
そしてふと気づいた。
「あれ、これ全部ゲームの中でやってたことじゃないか」
RPGや育成ゲームが好きだった理由がわかった。パラメーターを少しずつ上げていく感覚。一人でじっくりやり込める時間。仲間をサポートしながら進んでいく楽しさ。
短所だと思っていた「ゲームへの熱中」は、才能のかたまりだった。
短所を才能に変えるには、適した環境が必要だった
「独り言=疑問がたくさん浮かぶ」という才能に気づいた時、同時に苦い記憶も蘇ってきた。
これまでの自分は、疑問が浮かぶたびに行動が止まっていた。
「これってどういう意味だろう?」「なんでこうなるんだろう?」
調べても解決できない。聞ける人もいない。そのうち嫌になって、やめてしまう。
その繰り返しだった。
才能はあった。でもそれを活かす環境がなかった。
それが今は変わった。
疑問が浮かんだらAIに聞く。思考をObsidianの日記に書き出す。NotebookLMで整理する。
浮かんだ疑問が、次の気づきに変わる。アイデアが、形になっていく。
「独り言」という短所が、今の冒険の原動力になっている。
才能は昔からあった。活かし方を知らなかっただけだった。
15年間、才能が死ぬ環境にいた
この本でもう一つ深く刺さった言葉がある。
「合っていないのは、自分ではなく環境だ」
仕事がうまくいかない時、自分を無能だと責めてきた。でもそれは能力の問題じゃなく、「前提条件の違い」だったのかもしれない。
自分の才能が活きる環境はこうだ。
- 一人でじっくり自分と向き合える時間がある
- 自分のペースで長期的に取り組める
- 疑問を解決しながら進められる
- 成長や変化を感じながら進められる
逆に才能が死ぬ環境はこうだ。
- 常にスピードと即時対応を求められる
- 情報が多すぎて何から手をつければいいかわからない
- 疑問を持つ暇もなく動かなければいけない
15年間、ずっと「才能が死ぬ環境」にいた。
だから苦しかったんだ。
自分がダメだったわけじゃなかった。場所との相性だったんだ。
そう気づいた瞬間、肩の力がすっと抜けた。
ゴッホがコンビニのレジだったら?
この本を読んでいて、ある問いが頭に浮かんだ。
「ゴッホの職業がコンビニのレジだったら?」 「ソクラテスの職業がサッカー選手だったら?」
もちろんそこでも頑張るだろう。でもみんな思うんじゃないか。もったいないって。
人には、才能を活かせる場所がある。
その場所に気づかないまま、合わない環境で消耗し続けるのは、本当にもったいない。
自分は38年かかった。
でも気づけた。
今のRPGダッシュボードが生まれた理由
このブログのRPGダッシュボード、実はゲームへの熱中から生まれている。
パラメーターを少しずつ上げていく感覚が好き。一人でじっくりやり込める時間が好き。成長が数字で見える喜びが好き。
短所だと思っていたものが、今の自分の冒険スタイルそのものになっている。
天職は与えられるものではなく、作るものだ。
この本を読んでほしい人
- 自分には特別な才能なんてないと思っている人
- 仕事がうまくいかなくて自分を責めてしまう人
- 何かを変えたいけど何からすればいいかわからない人
- 自分探しなんて恥ずかしいと思っている人
かつての自分と同じように感じているなら、騙されたと思って読んでみてほしい。
ワークをやってみてほしい。
「ついやってしまうこと」を書き出した瞬間、きっと何かがかちっとハマるから。
宝物は、すでにあなたの中にある。
⚔️ 今日から始められること
STEP1 短所を5個書き出す まず短所から始める。「だからこそ」で言い換えると才能が見えてくる。
STEP2 「当たり前にできること」を10個書き出す 考えすぎなくていい。思いついたことをそのまま書く。
STEP3 子供の頃熱中していたことを思い出す その中に必ず才能が隠れている。
⚔️ 勇者が今日覚えたこと 「短所だと思っていたものが、才能だった。環境を変えれば、弱点は武器になる。」
勇者の1000時間の冒険はつづく⚔️


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