【投資日記 2026.6.5】ナスダック急落。嵐の中で下した決断と判断基準の記録

投資日記・個別分析(応用向け)
📓 投資日記

※この記事は投資アドバイスではなく、私自身の判断と気持ちの記録です。正解を書くつもりはありません。後から読み返した時に「あの時こう考えてたんだな」と振り返るためのものです。

📉 2026年6月5日、何が起きていたか

ナスダック100が-4.77%。関税ショックを超える今年最大級の急落の日だった。

きっかけはブロードコム(AVGO)の決算。売上高は過去最高、前年比+48%という数字だったのに、AI半導体の次四半期ガイダンスがアナリスト予想を下回り、株価は約14%急落した。長期では問題ないと思うが、短期のAI期待が一気に剥落した。

さらに追い打ちをかけるように、NVIDIAの次世代プラットフォーム「Rubin」でメモリ仕様が引き下げられるという噂が広がり、マイクロン(MU)をはじめストレージ関連株が軒並み急落。そこにロイターが「SKハイニックスの米上場計画に投資家が好意的反応」と報じた。雇用統計も予想以上に強く、投資家の脳裏に利上げ懸念がよぎった。

相場全体の雰囲気が、明らかに変わった日だった。

🎯 なぜMU・MRVLを買っていたか

MU(マイクロン)を買った理由はシンプルだった。

✅ 買った時の想定

  • AIの需要は本物。HBMの需要は構造的に確実だと思っていた
  • マイクロンは唯一の米国メモリメーカー。この希少性は強みだと判断した
  • トランプが「Micron is great.」と発言し、2000億ドルの国内投資も発表。政治的な追い風もあった
  • 短期で上を狙える局面だと判断していた。過熱感はあったが、その波に乗るイメージだった

MRVLも同じくAIインフラ関連として短期のトレンドに乗る想定で入っていた。どちらも最初から「長期ガチホ」ではなく「短期で結果を見る」つもりだった。

⚠️ 何が変わったか

❌ 想定が変わったこと

  • SKハイニックスの米上場に投資家が好意的反応との報道。「唯一の米国企業」というプレミアムが崩れるリスクが浮上した
  • ブロードコムのガイダンスミス。長期では問題ないが、短期のAI期待が剥落した
  • 雇用統計が予想以上に強く、利上げ懸念が投資家の頭をよぎった
  • 相場全体の雰囲気が変わった

特に大きかったのはSKハイニックスのニュースだった。「唯一の米国企業」というのはマイクロンを買った理由の核心だったから、そこが崩れるリスクが出てきたのは想定外だった。

NVIDIAのRubinメモリ仕様引き下げ噂については、「そこまで影響しない」という見方も見ていたので、それほど心配はしていなかった。ただ、他の悪材料が重なったことで、全体の雰囲気を変えた一因になったとは思う。

💭 どう動いたか、その時の気持ち

MUとMRVLを売った。評価益がまだあるうちに。

最初から短期のつもりで入っていた。だからこそ「当初の想定が崩れた」と感じた時点で引く判断ができた。もし「長期で絶対上がる」という気持ちで入っていたら、ずるずると持ち続けてしまっていたかもしれない。

正直、「もっと上で売れたかもしれない」という気持ちはある。でもそれは結果論だ。あの時点の情報と自分の判断基準で動いた。それで十分だと思っている。

メモリの需要は依然として高く、長期で見れば乗り越えられると思う。ただ短期でどこまで傷が深くなるかわからない。だから一旦引いた。落ち着いたタイミングで、個別ではなくSOX(半導体ETF)という形で戻ることも考えている。

🛡️ インデックスとNVDAはなぜ売らないか

eMAXIS Slim S&P500はガチホ継続。理由はシンプルで、最初からアップダウンを想定して入っているから。過去を見ても、S&P500はリーマンショックもコロナショックも、すべて乗り越えてきた。だから持っていられる。時間軸が違う。

NVDAも当初の想定は崩れていない。AIの中心にいるという確信は変わっていない。短期の値動きに惑わされるつもりはない。

MU・MRVLとの違いは「時間軸」と「入った時の想定」。それだけだ。

💡 この経験から思ったこと

株式投資で一番大事なのは退場しないことだと改めて思った。傷口が深くなる前に立て直す判断も、立派な投資行動だと思う。

荒れた相場ほど、「なぜ買ったか」に立ち返ることが大事だと感じた。買った理由がまだ生きているならガチホ。崩れたなら一旦引く。正解かどうかじゃなく、自分の基準で動けたかどうか。それだけで十分だと思っている。

これが正しい判断だったかどうかは、後からしかわからない。でもこの時こういうことを考えていた、という記録をここに残しておく。

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