【投資日記 2026.6.9】SOX -8%の夜、バーゲンセールに見えた理由

投資日記・個別分析(応用向け)
📓 投資日記
※この記事は投資アドバイスではなく、私自身の判断と気持ちの記録です。正解を書くつもりはありません。後から読み返した時に「あの時こう考えてたんだな」と振り返るためのものです。

📉 6月9日の米国市場──一時SOX -8%まで沈んだ夜

6月9日の米国市場は荒れた。マーケットが開いた時は大きくプラスだった。そこからSOXは深夜1:30頃に-8%まで売り込まれ、最後に少し戻して引けた。こういう値動きは誰にも予測できない。終値はSOX -1.93%、NASDAQ100 -1.12%、S&P500 -0.26%だった。

⚠️ この日の下落要因(とみられるもの)

① CPI前の警戒売り
翌6/10(水)21:30に米国5月CPI発表を控え、前回+3.8%(予想超え)という結果もあり、今回も上振れを警戒したリスクオフの動きが出たとみられる。

② SpaceX IPOに向けたキャッシュ確保
6/12(金)のSpaceX NASDAQ上場(ティッカー:SPCX)は史上最大規模のIPO。参加するための資金をキャッシュ化する動きが売り圧力になった可能性がある。

③ 月曜日の大きなリバウンド後の利確
6/8(月)にSOX+4.62%と大きく反発した翌日で、過熱感からの利確売りが重なった。

💡 なぜ怖くなかったのか

画面を見ながら、正直そこまで怖くなかった。

個別株を持っていた時と明らかに感覚が違う。MUやMRVLを持っていた時は、一つのニュースで「この会社は大丈夫か」「前提条件が崩れていないか」と考え続けなければならなかった。でも$DRAM(Roundhill Memory ETF)はメモリ需要というテーマへの投資だ。

自分に問いかけたのはシンプルなことだった。

💭 その時の自問

「SOXが-8%まで下げた。でも、AIサーバーの増設は止まっているか?HBMの需要は消えたか?メモリ需要が今後数年で縮小するという根拠はあるか?」

答えはNoだった。テーマ自体は何も変わっていない。下げたのは相場全体のセンチメントの問題だと判断した。

ETFだから個別企業の心配をしなくていい。SKハイニックスが下げてもMicronが支える。サムスンが一時的に弱くても、メモリ需要全体が消えるわけではない。この「テーマだけを信じればいい」という感覚が、個別株とは根本的に違うと感じた夜だった。

📊 2回に分けて買い増した

一気に入ろうとは思わなかった。「まだ下があるかもしれない」という感覚は常にある。だから2回に分けた。

タイミング SOXの状況 判断
1回目 SOX -5%の局面 そろそろ底に近いかもしれない。スモールで入る
2回目 SOX -8%(底付近) さらに下げた。バーゲンセールの感覚が強まり追加

結果的に2回目が底に近いタイミングだったが、これは運が良かった部分が大きい。2回買ったのは、それだけ大きく下げていたからだ。あまりにも売られすぎに見えて、バーゲンセールの感覚が強まった。

✅ 小ロットで分けて買うことの意味

底がどこかは誰にもわからない。一気に全力で入れば、さらに下げた時に追加できなくなる。小ロットで分けることで、下げれば下げるほど「もう一回買えるチャンス」として捉えられるようになる。これがメンタルの安定にも直結する。

📝 この経験から思ったこと

個別株を持っていた頃は、急落の夜は本当に怖かった。「売るべきか」「ホールドか」の判断を迫られ、ニュースを追い続けた。

でも昨夜は違った。テーマへの確信があれば、急落は「バーゲンセール」に見える。そのためには2つの条件がある。

  • テーマ自体が信じられること──需要の根拠が崩れていないか確認できること
  • ある程度の期間持つ覚悟があること──明日上がらなくても動じない準備ができていること

この2つが揃っていれば、急落は「チャンス」として見える。逆にどちらか一つでも欠けていれば、急落は「恐怖」にしかならない。

今後のCPI・FOMCの結果次第でまた大きく動く局面が来るだろう。その時も同じ基準で判断していきたいと思っている。

Stay the Course. 👊

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