「稲妻が走る瞬間に市場にいろ」。
知識として知っていた。
でも知識と体験は、全然違った。
市場に残っていたあなたに、まずおめでとうと言いたい。
【こんな人に読んでほしい】
こんな人に読んでほしい
・新NISAで積立を続けていて、今回の下落が怖かった人
・今回売ってしまって、失敗だったと悔やんでいる人
・「ただ待つこと(JUST BE PATIENT)」と頭ではわかっているけど不安な人
4月8日、S&P500が1日で2.51%急騰した。
前触れはなかった。
朝起きたら、上がっていた。
米国・イラン間の停戦合意のニュースが流れ、原油価格が急落し、利下げ期待が高まった。
市場はその日だけで165ポイント跳ね上がった。
何週間も続いた下落が、1日で一気に巻き戻された。
これが「稲妻」だった。
S&P500は1月高値から約10%下落。2026年の下落を数字で振り返る
※S&P500の数値。出典:各種市場データ
2月末のイラン攻撃をきっかけに原油が高騰し、インフレ懸念が広がり、週を追うごとにじわじわと下がり続けた。
新NISAが始まって3年目。
積立を続けてきた人は投資額がまとまった金額になってきている頃だ。
100円や1万円の時は気にならなかった含み損が、金額が大きくなると体感する恐怖は全然違う。
2022年の大幅下落も、2025年4月のトランプ関税ショックも経験していない人にとって、今回が初めての本格的な下落体験だったかもしれない。
自分もそうだった。
「積立を続けてきたからこそ怖い」という感覚は、むしろ真面目にやってきた証拠だと思う。
暴落で売らずに耐えられた理由。大事なのは原因を知ること
売ろうとは思わなかった。
でも毎日チェックすると気分が沈む。
だから資産状況を開くのをやめた。
アプリを閉じた。ただそれだけ。
今振り返ると、これが最高のリスク管理だったと思っている。
見るたびに感情が揺れ、余計な判断をしたくなる。
長期投資において、毎日チェックすることに意味はない。
そして耐えられたもう一つの理由は、「なぜ下がっているか」がわかっていたからだ。
今回の下落は企業業績が悪化したわけではない。
イランとの戦争という地政学的リスクが原因だった。
アメリカ企業の稼ぐ力は変わっていない。
原因がわかっている下落と、原因不明の下落では、メンタルへの影響が全然違う。
だから普段から投資の勉強をしておくことに意味がある。
「地政学的危機は近い将来に終わりに見えても、6ヶ月のスパンで見ると市場はほぼ解決してしまう」
― Ryan Detrick, Carson Group チーフ市場ストラテジスト
新NISAで売ると、枠が1年消える。知っておくべき制度的なデメリット
「一旦売って、底値で買い直せばいい」と考えた人もいるかもしれない。
でもNISAにはそれが特に不利になる理由がある。
NISAで売却しても、成長投資枠は翌年まで復活しない。
一般の課税口座と違い、NISAの成長投資枠(年間240万円)は売却しても即座に枠が戻らない。翌年1月まで待つ必要がある。つまり「売って買い直す」だけで、最大1年分の非課税投資機会を失うことになる。
さらにそもそも「底値で買い直す」こと自体が難しい。
稲妻はいつ走るかわからない。
4月8日のように、前触れなく突然1日で2%以上動く。
市場の外にいたその1日を取り逃すと、長期リターンの大きな部分を失うことになる。
売るメリットよりデメリットの方がはるかに大きい。
それを制度としても、数字としても、体験としても、今回確信した。
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新NISAで売らずに残っていたあなたへ。それが正解だった
怖かったけど残った。
見ないようにしながら続けた。
積立をやめなかった。
そのことを、まず自分で褒めてほしい。
これからも下落はある。
また何週も下がり続ける局面が来るかもしれない。
でもその時も、やることは同じだ。見ない。
ただ待つ。
JUST BE PATIENT(ただ待つこと)。
知識が血肉になった日だった。
勇者が今日覚えたこと⚔️
稲妻は予告なく走る。その瞬間に市場にいるために、今日も積立を続ける。
それだけでいい。
勇者の1000時間の冒険はつづく⚔️


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