日本株が好調な今、あえて米国株を軸にしている。
S&P500・ナスダック100・テック・トップ20の3つを実際に持った上で出した結論だ。
こんな人に読んでほしい
・新NISAで日本株と米国株どちらを選ぶか迷っている人
・日本株好調の今、米国株を続けていいか不安な人
・投資先を選ぶ「考え方」を知りたい人
2026年、日経平均が2月に59,000円台まで上昇し、現在も56,000円台で推移している。
「日本株の時代が来た」という声もよく聞く。
それでも自分はS&P500を軸に積立を続けている。その理由を3つに整理した。
理由01|30年持ち続けられるのは米国株だと思った
※過去の実績。1996年〜2026年。出典:各種市場データ
過去30年でS&P500は約10倍、日経平均は約3〜4倍だ。
米国はMagnificent 7(Apple・Microsoft・NVIDIA・Amazon・Alphabet・Meta・Tesla)が世界市場を席巻し、世界中から人材と資本が集まり続けた。
日本はバブル崩壊後の低迷から2024年にようやく高値を更新したばかりだ。
日本株の今の好調には理由がある。
コーポレートガバナンス改革、デフレ脱却への期待、海外からの割安評価。
向こう5〜10年は日本株が上回る局面もあり得る。
でも自分のNISA積立の目的は老後の収入源を作ることで、20〜30年持ち続けることが前提だ。
その長さで考えると、日本の少子高齢化が気になる。
30年後の人口は約2000万人減る見通しで、国内消費市場の縮小は避けられない。
一方、米国は移民で人口が増え続け、イノベーションが生まれやすい環境が維持されている。
この構造の差が、30年後のリターンに出てくると思っている。
「これを30年持ち続けられるか」。それが自分の判断基準だった。
理由02|PERが高くても、業績が伴えば問題ない
PERとは
株価が1株あたり利益の何倍で取引されているかを示す指標。数字が高いほど「割高」とされる。現在のS&P500のPERは22〜23倍で、過去10年平均の18〜19倍より高い水準にある。
※出典:各種市場データ
「今の米国株は割高だ」という声はよく聞く。
ただ過去のデータを見ると、PERが高い時期でも企業業績が伸び続けていれば株価は上昇している。
2026年のS&P500の利益成長率は前年比約14〜15%が見込まれており、AIを中心とした技術革新が企業の稼ぐ力を押し上げている。
高いPERは「将来の成長をすでに織り込んでいる」状態であり、業績が伴う限り致命的な問題ではないと判断した。
自分のNISAの目的は老後資金だ。
短期の数字に惑わされないための必殺技は「見ない」だ。
積立を続けてアプリを開かない。
それだけで余計な判断をせずに済む。
理由03|テック集中度が高いほど、下落時の振れ幅も大きくなる
AIのピークはまだ先にあると思っている。
ハイテクセクターが今後も成長ドライバーであり続けると考えているので、ナスダック100とGlobal X USテック・トップ20 ETF(東証ETF、証券コード2244)も持っている。
ただし3つの銘柄はテクノロジーセクターへの集中度がまったく異なる。
テクノロジーセクターの構成比率
出典:大和アセットマネジメント、Global X Japan
テック集中度が高いほどリターンは大きい。
しかしリスクオフの局面では下落幅も大きくなる。
2022年の下落相場がその典型だ。
※2022年1月〜10月の下落率。テック・トップ20は参考値。出典:各種市場データ
実際に3つを持って体感した。
テック・トップ20は上がる時は一気に上がるが、リスクオフの局面では精神的な負担も大きい。
S&P500は500社に分散されているので、下落時の振れ幅が比較的小さく、精神的に続けられる安定感がある。
AIへの期待は持ちつつ、リスク管理の軸としてS&P500の比重を最も大きくした。
補足:円高リスクについて考えたこと
米国株への積立で気になるのが円高リスクだ。
円高になると米国株のリターンが円建てで目減りする。
2026年後半にかけてFRBの利下げと日銀の利上げが重なることで、円高方向に動く可能性がある。
ただしよく考えると、円高は必ずしもデメリットではない。
円高の時は同じ積立金額でより多くの口数を買えるからだ。
20〜30年の積立では、円安の時も円高の時も買い続けることで平均化される。
むしろ円高になるなら、安く買えるチャンスだと考えている。
短期の動きに惑わされず積立を続けることが、長期リターンを作ると確信している。
まとめ:自分が出した結論
S&P500を軸にした3つの理由
答えは人によって違うと思う。
大事なのは自分が納得して、信じ続けられる理由があるかだ。
勇者が今日覚えたこと⚔️
「30年持ち続けられるか」。
この問いに正直に答えたら、米国株という結論になった。
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